紹介状が必要なわけ ~紹介状同封サービス~
当財団の健診による個人結果表は、検査数値と専門的な所見・「要精検」「要医療」と単語だけの判定では分かりませんので、各検査結果の説明を簡潔な文章でコメントし、病医院に行かれる際の診療科を明示し、紹介状を同封します。紹介状を持参することで、紹介理由が医療機関に伝わり、スムーズに検査や診療を受けることが可能になります。
紹介状について
健康診断を受診され、「要精検」「要医療」の方に対して、紹介目的や関連の検査結果、既往歴等を記入した紹介状を発行しています。当健診機関とかかりつけ医や地域の医療機関が連携して適正医療を図るためのものです。
紹介状が必要なわけ ~紹介状同封サービス~
紹介状があると、まず受診がスムーズになります。自分の症状や検査結果とはいえ、自分で説明するのは大変。専門家同士でこれらの医療情報が書面で引き継がれますので、紹介先での問診や初診にかかる時間が短縮できますし、検査の重複やそのための余分な検査費用など節約できるメリットもあります。
特定機能病院や地域医療支援病院の受診について
大規模病院(大学病院等の「特定機能病院」や病床数200以上の「地域医療支援病院」)での診察の際は、紹介状とは別に、「診療情報提供書」が必要になります。「診療情報提供書」がない場合は、初回診療選定療養費(5,000円以上)が請求される場合がありますのでご注意ください。「診療情報提供書」とは、紹介状の情報に加え、詳細な診療情報(症状、検査、治療、現在の処方等)と希望される医療機関名、診療科(担当医名)が記載されたものです。特定機能病院や地域医療支援病院は高度医療を担っており、これらの病院で精密検査や治療が必要かどうかは、ご自分で判断せずに、必ずかかりつけ医や地域の医療機関を受診して、医師の判断に従ってくださいますようお願いします。
受診される方へ
-
予知・予防効果や費用対効果の高い検査の紹介
がんの発生を待って発見する検査ではなく、肝がん・胃がん・子宮頸がんや脳・心血管疾患などは発症する前に、それらのリスクの程度を知ることができるようになり、生活習慣の改善や予知的検査の受診・予防的治療が講じられる時代になっています。エビデンスの確かな検査を厳選し、ご提案しています。
-
保健行動の取りやすい健診結果をお届け、再発行
検査数値や専門的な所見名では一般的に理解できません。各検査結果や総合判定を文章で説明し、異常があればどの診療科に行けばよいのか、精検受診を勧奨し、紹介状を同封して精検受診率を高める仕掛けを盛り込んでいます。また、就職や転職、保険加入、紛失などの際には再発行しています。
-
紹介状が必要なわけ ~紹介状同封サービス~
当財団の健診で「要精査」「要医療」となった方々には、必ず適正受療されて重症化を防いでいただきたく、個人結果表で精検受診を勧奨し、診療科を明示し、紹介状を同封するサービスを行っています。紹介状があることで、病医院に行きやすくなり、スムーズに診療が受けられるなど、経済的にも大きなメリットがあります。
-
全国医療機関ネットワーク検索
重症化した8割は、健診で要精査・要医療と診断されたにも係わらず放置した方々です。当財団の健診受診者には、どこに掛かったらよいのか迷い、探す面倒くささ・不安などのハードルを低くして容易に受療できるよう、全国に千数百の医療機関をネットワークし、当財団ホームページからお住まいや勤務先近くで検索できるようにしました。